こんにちは。咲恵です!
83.1Mhzレディオ湘南にて放送された、ラジオ番組「湘南ミュージックタウンZ』内の湘南ミュージックシーンを活性化させる新コーナー「アフロMASUDAの最強ラジオステーション」で放送しきれなかったディレクターズカット版を、このメディアサイトの誌面をお借りしてPR記事にして特集していきます。
今回は、1月20日(土)に放送された、「フォーク酒場ぼっけもん」の特集です。
▽「アフロMASUDAの最強ラジオステーション」とは▽
さて、取材第三回目は、横浜と横須賀の境目にある、フォーク酒場ぼっけもんです!
どんなところなんだろう。ドキドキ
京急追浜駅を降りて、改札を左に曲がり、国道16号線を歩いて5分ほど。
見えました!!
こちらがぼっけもんさんです!

こういうお店一人で入ったことないからドキドキしちゃうなあああ
取材アポどりの時の電話ではすごい優しそうな声してたけど、実際強面な人が出てきたらどうしよう。。。
どうしよう、さきえちゃんぴんちSP。



えいっ!突撃っ!!

カランカランっ〜♫
謎の人物??「いらっしゃいませ~』
奥から出てきたのは。。。!!

??「マスターの山﨑です。今ネットでラジオ番組のこと検索してました。よろしくお願いします。」
おおおおお!とてもいい人そう!!!
続いて・・・

??「主催者のちーです。よろしくお願いします。」
わあああ!包み込んでくれそう!
というわけで、ぼっけもんのマスター山﨑さんと、イベント主催者ちーさんへのインタビュー、始まり始まり〜!!!
Contents
ぼっけもんのマスター、山﨑さんにインタビュー

咲恵「それではまず、マスターの山﨑さんにお話を伺っていこうと思います!よろしくお願いします!」
山﨑さん「よろしくお願いします」
鹿児島出身と間違われる、「ぼっけもん」店名の由来

咲恵「私がこちらのライブハウスを見つけて、ビビビッときたのが、お店のお名前なんですけど、「ぼっけもん」という名前ってとっても可愛いですよね!!
聞くところによると、鹿児島の言葉のようですが、これはどういう意味なんでしょうか?」
山﨑さん「鹿児島弁で『向こう見ず』とか『無鉄砲』とか『勇敢な』とか、主に男性を表す方言です。
僕の好きなアーティストが長渕剛さんで、彼が鹿児島出身なんですよ。彼が楽曲の中で「ぼっけもん」という言葉を使っていて、それがとっても印象的でカッコよくて好きだったので、屋号に使っているんです。」
咲恵「楽曲から言葉を持ってくるということは、すごく長渕剛さんのことが好きなんですね。ちなみにマスターは鹿児島出身では・・・?」
山﨑さん「ないです(笑)。」
咲恵「そうなんですか!てっきりそうだと思ってました〜!」
山﨑さん「『マスター鹿児島出身ですよね!』って期待されて入ってくる方もいらっしゃるんですよ。でも違うんだよね。(笑)」
咲恵「鹿児島出身だと思ったので、取材するにあたって鹿児島のお酒のこととか調べてきちゃいました〜」
山﨑さん「あ、でもね、『ぼっけもん』っていう焼酎があるんですよ。屋号でよく作る人がいるんだけど、もともとあったんだよね。」
咲恵「え〜!すごい偶然ですね!奇跡なのか運命なのか・・・」

学生時代の頃の楽しかった雰囲気を、みなさんに感じてもらいたい
咲恵「ぼっけもんさんをオープンさせたきっかけはなんだったのでしょうか?」
山﨑さん「10年ほど前、インターネットが普及して、同じ趣味の人が集まりやすい環境が増えました。そんな中でフォークソングを歌う会に参加したらとても楽しくて、かつての学生時代に経験したクラブ活動のような雰囲気がすごく良くて、そういったことをお店でできないかなと思ったのがきっかけです。」
咲恵「わあ。。。すごく素敵ですね。社会に出て忙しくしていると、学生時代の頃の雰囲気を感じる場所ってなかなかないですよね。仲間がいて、騒いで楽しくて、、、」
山﨑さん「そうなんですよ。それがすごく新鮮でね、楽しくてね、皆さんに提供したいと思っています。」
咲恵「こちらではほぼ毎日オープンマイクを開催しているということですよね!こんなにたくさんオープンマイクを開催しているライブハウスってなかなかないと思うのですが、オープンマイクを開催していてよかったなあと思う時ってどんな時でしょうか?」
山﨑さん「たくさんのミュージシャンに会えるということはもちろんなんですが、それ以外に、
昔ギターを弾いていた方がたまたま当店に来られてこう行った発表する場を見つけたことによって、改めてギターを始められる。そう行った方々が増えることによって、ギターをやる方の層が広がっていく、そして音楽の輪が広がっていく、そう行ったことを実感できることが楽しく感じております。」
サラリーマン時代からの一大決心
咲恵「このお店をオープンさせてから、何年くらいになるんでしょうか?」
山﨑さん「今7年目です。」
咲恵「ではこのお店始めるまでは」
山﨑さん「この店始めるまではサラリーマンだったんですよ。音楽がすごい好きで、大学生ぐらいの時におぼろげながら音楽のできるお店やりたいなあと思っていた。でも会社勤めしているうちに理不尽なことがいっぱいあって、いつの間にかそんなことも吹っ飛んじゃって。
そんなとある時、先ほどのお話で出たフォーク酒場に行った時に、ああ、やりたいなと思って、そこで一大決心をしたんですよ。『お店を開こう』って。
ちなみに、その自分に向けて「ぼっけもん」っていう意味も屋号に込めています。だって大バカ野郎でしょ(笑)、2011年ですから。この店始めたの。」
そうお話する山﨑さんの顔はとても優しく、そしてとても輝いて見えました。
笑い皺の奥に、たくさんの苦労がきっとあったんだろうな。。
これまでのお仕事をやめて、一大決心をすること、すごい勇気と覚悟が必要なのかと思います。かっこいいな、山﨑さん。とても感動しました。
咲恵「山﨑さん、インタビューさせていただいてありがとうございました!」
山﨑さん「ありがとうございました。」

イベント主催者、ちーさんにインタビュー
咲恵「続いて、今回のイベント主催者、ちーさんにお話を伺っていこうと思います!よろしくお願いします!」
ちーさん「よろしくお願いします」
『音楽に恋して』というイベント名に込めた思い

咲恵「『音楽に恋して』というイベント名、ドッキドキしちゃいますが、なぜこのイベント名なのですか?」
ちーさん「我々同じ世代、あるいはもう少し若い世代、音楽が大好きな仲間が集まって、いわゆる音楽が恋人だっていうそういう意識でネーミングをしました。
あと、私の好きなアーティストさんのアルバムのタイトルを、一部ちょこっと拝借して(笑)、これは素敵な名前だなあと思ってこの名前にしました。」
「 セプテンバーコンサートを私たちも開催したい」という思いから生まれたオープンマイク

咲恵「このイベントを始めたきっかけはなんでしょうか?」
ちーさん「5,6年前、9,11のニューヨークテロをきっかけに始まったセプテンバーコンサートを私たちもやってみたくて、ぼっけもんさんでやらせてもらったのがきっかけです。
そのあと、せっかくこうやって集まったんだから、月に一回の歌会を続けていきたいなと思い、マスターと相談し、毎月ここでオープンマイク的歌会を開催させていただいています。」
咲恵「そこには強い想いがあったんですね。」
ちーさん「はい。そして毎月の歌会は、毎月テーマを決めて、テーマに沿った曲を選曲、演奏してもらっています。」
咲恵「へー!面白そうですね!今回のテーマはどんなテーマなんですか??」
ちーさん「今回のテーマはね、『俺の青春この歌だ!』
自分の青春時代の思い出深い曲とか、ギターを弾き始めるきっかけになった歌とか、いいえ私は今が青春だわ、という人は今一生懸命練習している曲を演奏してほしい、ということでこのテーマにしました。」
咲恵「先ほど山﨑さんのお言葉にもあったように、青春時代の楽しかった頃を思い出しながら、はたまた今まさに青春をもう一度味わいながら、みんなでここで楽しめる、ということですね。
ちーさん、インタビューありがとうございました!」
ちーさん「はい、ありがとうございました。」

この場所、すごい心地いい
インタビューをしているうちに、だんだんとくつろいできてしまいました。
なんでだろう。。。
山﨑さんが優しく安心感のある声で話してくれるからか、ちーさんの包み込んでくれるような優しさがそうさせるのか、それとも、何かこの場所には人をまったりさせる魔法がかかっているのか!?
周りを見回しているとあることに気づきました。
ソファが低い!そして、開放感がある!それによりお客さんがみんな一緒に楽しめるような空間づくりになっている!!
そして、歌う時のステージもとても広いです。
アットホームな雰囲気はここからできているのかあ。
すごくイベントが楽しみになってきました。
ぞろぞろと出演者が集まってきたころ。
ちーさん「〇〇さん、今日日直ね」
!?
日直なんてあるの!?

出演者のお名前を張り出していきます。
こういう当番があるのもいいですね。なんか、本当あったかい場所だなあ。
お客さん同士もみんなウェルカムって感じだし、アットホームな感じがすごいいいなあ。。

とその時、
ちーさん「咲恵さんも歌う?歌いなよ〜!マスターが伴奏してくれるよ!山﨑さんとっても上手だから」
というわけで、ちゃっかりさきえちゃんの名前も入れてもらってしまったよ!やったね☆
というわけで、イベント始まり始まり~
それぞれの青春時代
イベントが始まると、みなさん思い思いに曲を歌っていきます。

昔のエピソードとともに当時聞いていた曲を歌う方、当時作ったオリジナル曲を歌う方。。
みなさんの青春時代の曲を聴きながら、もの思いにふけっ・・・・ていましたが、ここで一つあることを思い出しました。
取材をしなくてはいけない。
そう。私は聴きにきたのではない、取材に来たのです。
出演者どなたか一人を選んで取材をしなくてはいけない。
どうしよう~
どなたの取材をしよう~~
みんなすごく想いが強くて選べない・・・
っとその時!!

??「こんにちは」
なんだああこの太くて低音ビリビリの声はああ!!
しかもオリジナル曲らしい。しかも4人でセッションが始まった!

曲名は『昭和野球少年』。作曲はマスター、作詞はご本人なんですって。
しばらく聞いていると、胸の奥がジーンとしました。
この方に取材をすることにします!コニシキさんです!
野球を始めてワクワクした気持ちも、悔しい想いも、全てこの曲に

咲恵「コニシキさんあの曲に込めた思い教えてください。」
コニシキさん「現在ソフトボールのコーチをしています。毎年6年生に、曲を作って贈っています。この曲は、なんで自分が野球をやっているかを思い出して作りました。
私が小学校3年生の時に、巨人阪神の試合を巨人が勝った試合をみて、野球に興味をもち、高校で終えるまでの話です。
咲恵「青春時代を歌った歌なんですね。」
コニシキさん「やっぱりど田舎から県大会に行くには4時間かけて行って宿泊しなくてはいけません。私の地域にも野球場があったら、近くで野球ができるのにな、、という思いで作りました。」
咲恵「野球を始めた頃のウキウキした気持ちや、悔しい気持ち、そして応援メッセージも込められている感じがして、すごく感動しました。」
カラオケボックスとは違う「達成感」を味わえる

咲恵「ぼっけもんのオープンマイクにはよく参加されているんでしょうか?」
コニシキさん「よく参加しています。家が近くて通勤の帰り道に寄っています。一切歌わない日もありますよ(笑)いすぎて、店員と間違われた時もあります(笑)。通ってもう5~6年になります。」
咲恵「そうなんですね!!すごい!!ぼっけもんの好きなところはどんなところなんですか??」
コニシキさん「ここにはカラオケがわりに来られる方もいらっしゃいます。みんなで仕上げるライブ形式になる時もあります。時にはお客によってはマスターがチョイスして、知らないうちにバンドになっている。フルバンドで歌っていただける日もあります。カラオケボックスとはまた違った、達成感というものがとても楽しいと思っています。」
ぼっけもんで感じた、「やり遂げた時の達成感」

咲恵「ちなみに、そんなにたくさんくるようになったきっかけってなんだったんでしょう?」
コニシキさん「このお店ができて半年くらいは通り過ぎていたんですけども、ある日突然ポーンと入って、とてもフレンドリーな感覚が良くて。いつの間にか、入り浸っていたという(笑)
当時は人前でギターを弾いても手が震える状態で、涙ぐんで途中で辞めたいということも多々あったんですけども、ここでやり遂げるということを覚えて。今では全然緊張しません。ここで鍛えられました。もう楽しんでやるだけです。」
咲恵「達成感かあ。。。オープンマイクって、楽しいだけじゃなくて、自分を成長させることもできるんですね。コニシキさん、ありがとうございました。」
コニシキさん「ありがとうございました。」

自分の人生がオープンマイクに映し出されている
今回伺ったぼっけもんさんでのオープンマイクでは、人生の先輩方からたくさんのことを学ばせていただきました。
山﨑さんの覚悟に心を打たれ、ちいさんのみんなから愛される振る舞いに憧れを覚え、コニシキさんから「やり遂げることの大切さ」を学びました。
しかもお店にいるみなさんがとってもフレンドリーで、初めての私もすぐに受け入れてくれて。
また来たいなあ。と思いました。
またきなよ、って言ってもらったし、また遊びに行こうっと!
ぜひ、みなさんも足を運んで、楽しさと、達成感を味わってみてください!


以上!咲恵でした!

▷お店の情報はこちら

〒236-0037 神奈川県横浜市金沢区六浦東3丁目29-9 タクミビル 1F
京浜急行本線 追浜駅より 徒歩5分(国道16号線沿い)
TEL 045-781-4938(フォークサカバ) / Mail info@folksakaba-bokkemon.com